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医師になるために必要なことな事をまとめてみました。

医師を目指す

 

医師になるために必要なことをまとめてみました。

 

医師の仕事はとても大変な仕事です。様々な診療科がありますが、人の命と直結する仕事ですので、常に最新の医療技術・知識を必要とします。人の病を治療する、人の役に立つとてもやりがいのある魅力ある仕事です。

 

それでは、どうしたら医師になれるのか。

 

医師になるには免許が必要。

 

まず、医学系の大学に進みます。

ご存じのとおり医者になるには、医師免許が必要になります。この医師免許をとるためには、医科大学、医学部のある大学に進むことが条件となります。

 

国立大学、公立大学、私立大学など医学部がある大学は47都道府県すべてにあります。

医学部は6年制です。人の命を助け、守る仕事ですから、必要な知識を6年かけて学びます。

医学部に合格は非常に難関とされています。

 

学力だけではなく、医学部の学費も高額です。

6年間でどれほどかかるのでしょうか。

国立 約330万円

公立・私立  2000万~5000万円

 

これをみてわかるように、公立・私立の学費は非常に高く、なかなか一般家庭では支出が難しいことから、奨学金などをもらい卒業する人も多くいます。

 

医学部に入り6年間教育を受け、医師国家試験を受けます。

 

医師国家試験の合格率はどのくらいだと思いますか?

答えは約9割です。

 

ただし、この医師国家試験に合格したから「一人前の医者」というわけではありせん。

大変なのはここからです。

2004年から医学部卒業後に、臨床研修が義務づけられており、2年間以上の臨床研修を「研修医」として実績を積まなければいけません。この2年間で様々なことを学び、自分の志望を決め、医師としてのスタート地点にたちます。

 

 

大学卒業後の就職先は。

 

大学卒業後、その大学の病院や関連病院などへの就職が多いようです。

大学病院については、最先端の医療機器が設置されてあり、先端医療を学ぶ事ができます。その反面、勤務時間が長く激務でもあります。

 

 

公立・私立の総合病院の就職先は。

 

入院施設を備えてある大きな総合病院は、大学病院とくらべ比較的早く実務経験を積めるようです。

大学病院とくらべ、給与などの待遇面がよいので病院勤務を選ぶ医師も多いようです。

 

クリニック・医院・診療所の就職先は。

 

入院施設のない無床医療機関では、診療時間が決まっていることもあり、勤務時間が短い傾向になります。

患者さんとの距離が近いため大学病院や大きな病院とは違ったやりがいもあるかもしれません。

 

 

2年間の研修を終えた後は実際に患者さんを対応するようになります。

 

大学病院であれば、医局に入門し専門分野を学んでいくことになります。

または、自分で開業し診療所やクリニックで働く方法もあります。

 

医師の仕事の現状や今後は。

 

昨今、医療事故による訴訟問題が深刻化しつつあります。小児科、産婦人科など特に外科的治療を必要とする診療科の医師が減少しています。なぜでしょうか。それはリスクが多いからです。

冒頭で述べたとおり、医療事故による訴訟問題が非常に多くなっていることが一つの原因のようです。一般社団法人メディワーククリエイトでも取材時に、医師の本音を聞くことがあります。「最善を尽くし患者さんを助けたい。その信念に偽りはない。わざとミスをおかす医者はいない」と訴訟問題について本音を聞いたことがありました。

 

超高齢化社会に突入し、医師の役割は今後一層大切になってくるはずですが、医療は医師だけでは成立しません。看護師やメディカルスタッフとのチーム医療が大切な時代です。

 

また看護師に男性が増加し活躍していると同様、女性医師も増加しています。

厚生労働省の資料によると、平成24年における医師の人数は303,268人でした。そのうちの女性の医師の割合は、約19~20パーセントに達し、増加傾向にあるようです。また、医学部の入学者

に占める女性の割合は約3分の1となっています。

 

 

医師に求められる事。

 

以前、朝日新聞に掲載された 金沢大学名誉教授 河崎一夫教授の「私の視点」文章を紹介します。

医師を志す人にはぜひ読んでもらいたい文章です。

 

以下転載

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医師を目指す君にまず問う。高校時代にどの教科が好きだったか?物理学に魅せられたかもしれない。しかし医学が大好きだったことはあり得ない。日本国中で医学を教える高校はないからだ。
高校時代に物理学または英語が大好きだったら、なぜ理学部物理学科や文学部英文学科に進学しなかったのか?物理学に魅せられたのなら、物理学科での授業は面白いに違いない。
君自身が医学を好むか嫌いかを度外視して、医学を専攻した事実を受容せねばならない。結論を急ぐ。授業が面白くないと言って、授業をサボることは許されない。医学が君にとって面白いか否か全く分からないのに、別の理由(動機)で医学を選んだのは君自身の責任である。
次に君に問う。人前で堂々と医学を選んだ理由を言えるか?万一「将来、経済的に社会的に恵まれそう」以外の本音の理由が想起できないなら、君はダンテの「神曲」を読破せねばならない。それが出来ないなら早々に転学すべきである。
さらに問う。奉仕と犠牲の精神はあるか?医師の仕事はテレビドラマのような格好のいいものではない。重症患者のために連夜の泊まりこみ、急患のため休日の予定の突然お取り消しなど日常茶飯事だ。死にいたる病に泣く患者の心に君は添えるか?
君に強く求める。医師の知識不足は許されない。知識不足のまま医師になると、罪のない患者を死なす。知らない病名の診断は不可能だ。知らない治療を出来るはずがない。そして自責の念がないままに「あらゆる手を尽くしましたが、残念でした」と言って恥じない。
こんな医師になりたくないなら、「よく学び、よく遊び」は許されない。医学生は「よく学び、よく学び」しかないと覚悟せねばならない。
医師国家試験の不合格者はどの医学校にもいる。全員が合格してもおかしくない医師国家試験に1,2割が落ちるのは、医師という職業の重い責任の認識の欠落による。君自身や君の最愛の人が重病に陥った時に、勉強不足の医師にその命を任せられるか?医師には知らざるは許されない。医師になることは、身震いするほど怖いことだ。
最後に君に願う。医師の歓びは二つある。その1は自分の医療によって健康を回復した患者の歓びがすなわち医師の歓びである。その2は世のため人のために役立つ医学的発見の歓びである。
今後君が懸命に心技の修養に努め、仏のごとき慈悲心と神のごとき技を兼備する立派な医師に成長したとしよう。君の神業の恩恵を受けうる患者は何人に達するか?1人の診療に10分の時間を掛けるとしよう。1日10時間、1年300日、一生50年間働くとすれば延べ90万人の患者を診られる。多いと思うかもしれない。だが日本の人口の1%未満、世界の人口の中では無視し得るほど少ない。
インスリン発見前には糖尿病昏睡の患者を前にして医師たちは為すすべがなかった。しかしバンチングとベストがインスリンを発見して以来、インスリンは彼らが見たこともない世界中の何億人もの糖尿病患者を救い,今後も救い続ける。
その1の歓びは医師として当然の心構えである。これのみで満足せず、その2の歓びもぜひ体験したいという強い意志を培って欲しい。心の真の平安をもたらすのは、富でも名声でも地位でもなく、人のため世のために役立つ何事かを成し遂げたと思える時なのだ。

 

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以上、医師になるために必要な事でした。

参考にされてみてください!